「アパレル・デザイナー」が描くのはファッション業界の“裏の裏”、初日レポ

引用元:映画ナタリー
「アパレル・デザイナー」が描くのはファッション業界の“裏の裏”、初日レポ

「アパレル・デザイナー」の初日舞台挨拶が本日1月11日に東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、キャストの高嶋政伸、堀田茜、西村美柚、生田智子、監督の中島良が登壇した。

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本作では、経営が危ぶまれているアパレルメーカー・HIRAKATAを舞台に、かつて同社に勤めていたデザイナーが、起死回生をかけた新ブランド立ち上げに奮闘するさまが描かれる。高嶋が主人公の藤村雄二を演じたほか、新人パタンナー・加世田京子に堀田、ヒール職人の岸本ゆり子に西村が扮した。イベントでは、モデルユニットの7’nS(セブンス)が主題歌「Destiny」を披露し、華やかな歌とダンスで観客を魅了した。

26年ぶりに映画主演を務めた高嶋は、若手俳優たちとの共演を「年齢関係なく勉強になるし、若い感性は刺激になりました。今回の役も孤高のデザイナーというよりも、もの作りを愛し、若者と作り上げていくことが好きな人物です」と振り返る。本作で映画初出演を果たした西村は「役作りから初めて経験することばかり。ベテランの方に囲まれてもっと成長したいと思いました。自分のできることを全力でがんばりました」とフレッシュにコメント。

モデルとしても活動する堀田は「知っているつもりだったファッション業界の裏の裏を描いた作品。自分自身が成長できましたし、一番思い入れのある作品になりました。モデルとして1つひとつの服を大切に着ていきたいと思うようになりました」と感慨を述べる。ファッション雑誌の編集長を演じた生田は「ほかの出演者の皆さんとは違う形で今回は参加させていただきました。HIRAKATAの敏腕プレス役の高島礼子さんとシーンが一緒で、ひたむきな姿勢を教わりました」と高島との共演を述懐した。

「アパレル・デザイナー」は、全国順次ロードショー。

(c)2019「アパレル・デザイナー」製作委員会