映画版『アンチャーテッド』の監督として『ヴェノム』のルーベン・フライシャーが「トップ候補」と報道

引用元:IGN JAPAN
映画版『アンチャーテッド』の監督として『ヴェノム』のルーベン・フライシャーが「トップ候補」と報道

6人目の監督が降板した後、映画版『アンチャーテッド』の最新の監督は『ヴェノム』や「ゾンビランド」シリーズのメガホンをとったルーベン・フライシャーになりそうだ。
ハリウッド・リポーターによると、米ソニー・ピクチャーズはトム・ホランドや――最終交渉段階に入ったと報道された――マーク・ウォールバーグが出演する映画『アンチャーテッド』の7人目(そして願わくは最後)の監督として、フライシャーが「トップ候補」だと考えているという。
『ヴェノム』も「ゾンビランド」フランチャイズもソニー・ピクチャーズのIPなので、同社にとってフライシャーはお馴染みの人物だ。ソニー・ピクチャーズの幹部がフライシャーに『アンチャーテッド』の映画化という重要なプロジェクトの指揮をとってほしいと考えるのは、大きなサプライズではないだろう。とはいえ、正式な交渉はまだ始まっていないので、ソニー・ピクチャーズの願いが叶うかは分からない。

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2019年末、6人目の監督だったトラヴィス・ナイトがスケジュール上の問題で映画版『アンチャーテッド』から去ったというニュースが伝えられた。噂によれば、これは2021年公開予定の「スパイダーマン」3作目の主演を務めるホランドの過密な日程がもたらした結果だという。ナイトの降板にも関わらず、『アンチャーテッド』の制作は重大な変更なく順調に進んでいると報道されている。
2019年5月には、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、ソニーのビデオゲームタイトルやシリーズを映画化・テレビ番組化する社内のプロダクションスタジオ「PlayStation Productions」を立ち上げるとアナウンスした。SIEワールドワイド・スタジオの会長だったショーン・レイデンはハリウッド・リポーターに対し、「ストリーミング配信や映画、テレビなど、我々の世界を違った範囲へと広げるメディアについて考えてみるには、今が良い機会だと感じています」と話している。
レイデンはさらに「私たちは25年のゲーム開発の経験があります。それは偉大なゲームやシリーズ、ストーリーを作り出してきた25年と言えます」と続ける。現時点では具体的なプロジェクトの発表はまだないが、「The Last of Us」や「ゴッド・オブ・ウォー」、「スパイロ・ザ・ドラゴン」など、ソニーは映画化が可能な数多くの人気フランチャイズを所有している。

映画版『アンチャーテッド』で、ホランドは若き日のネイサン・ドレイクを、ウォールバーグが――出演交渉がうまくいったならば――ドレイクの師匠兼父親代わりのビクター・“サリー”・サリヴァンを演じる。本作は2020年12月18日に北米で公開される。映画版『アンチャーテッド』について、これからもIGN JAPANをチェックしよう。 Andrew Smith