松山ケンイチ、ドラマで堂々“カンペ”読み「神さまになれた気がする」

引用元:オリコン
松山ケンイチ、ドラマで堂々“カンペ”読み「神さまになれた気がする」

 俳優の松山ケンイチと染谷将太が11日、東京・神田明神でドラマ『聖☆おにいさん 第III紀』(NHK総合 11日・18日 後11:30~)の初詣会と完成報告記者会見に出席。イエス役の松山は「第I紀を撮影して、II紀、III紀とざっくりになって。良い意味で力が抜けて、せりふの量も多いので『覚えきれないのでカンペ使わせてください』と堂々と言えるようになりました。神さまになれたような気がします」と肩の力を抜いて撮影をしたことを振り返った。

【写真】人生で初めておみくじを引いた染谷将太

 同ドラマは中村光氏による人気漫画『聖☆おにいさん』を福田雄一氏の監督・脚本で実写化。イエス役に松山、ブッダ役に染谷を配し、山田孝之が制作統括としてプロデュースしている。第III紀では、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごす2人が、漫才コンテストに挑むためネタ作りに励んだり、暑さをしのぐため入ったファミレスで長時間ねばってみたり、カラオケボックスで一心に読経をしたりする日常が描かれる。

 染谷は同作の撮影について「ゆるかったですね~。勝手に話しているだけで『ここはこうしたほうが良いんじゃないか』とか、そういうのがほぼないですね」と現場の空気感を楽しんだそう。秋葉原でのロケも行ったが「ほとんどリアクションがなかったですね」と明し、松山も「秋葉原は外国人の方が多いので、面白がってくれると思ったんですけどそうでもなかったですね」と振り返った。

 この日は、2人が住むアパートの管理人の孫・愛子役の稲垣来泉も登壇。会見前に3人でおみくじを引くも全員が“吉”の結果となると、松山は「やり直そう!」と悔しがり、染谷は「私の人生、おみくじを引かないようにしてたので、生まれて初めておみくじを引いたんですけど。吉かあ」と残念がっていた。