日本赤十字社が「ジャニー基金」設立 高橋優斗「多くの方に笑顔になっていただけることを…」

引用元:スポーツ報知

 日本赤十字社は8日、昨年7月に亡くなったジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川さん(享年87)に「金色有功章」を贈呈したことを発表した。ジャニーさんの遺志によってジャニーズ事務所が5億円を寄付。それを基に「ジャニー基金」設立も決まった。

 昨年12月27日に贈呈式が行われ、ジャニーズJr.「HiHi Jets」の高橋優斗(20)、同「美 少年」の岩崎大昇(17)が代理で受章。盾には、ジャニーさんの四十九日にあたる「令和元年八月二十六日」と刻まれた。基金は、日本赤十字社医療センターで「明日を担う子どもと家族のため」「救える命を救うため」「入院患者さんのQuality of Lifeの維持、向上のため」に関する事業を使途として活用。高橋は「1人でも多くの方に元気で笑顔になっていただけることを、ジャニーさんも僕たちも願っています」とコメントを寄せた。

 ジャニーさんは生前から各方面への支援活動を積極的に行っていた。11年の東日本大震災発生時には、自らが発起人となって所属タレント全員が参加した震災復興支援プロジェクト「マーチングJ」を展開。東京ドームで大々的な募金活動などを行った。18年7月からは「Johnny’S Smile Up! Project」として引き継がれ、災害発生時に所属タレントが被災地で炊き出しを行うなど、現在も事務所全体の取り組みとして続けている。 報知新聞社