GENERATIONS小森隼、高校生ぶりの黒髪に照れ笑い「服を着ていないみたい

引用元:AbemaTIMES
GENERATIONS小森隼、高校生ぶりの黒髪に照れ笑い「服を着ていないみたい

 6日、朗読劇『芸人交換日記』の公開ゲネプロが恵比寿ザ・ガーデンホールにて行われ、主演を務めるGENERATIONS from EXILE TRIBE の小森隼、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之、森田想、脚本・演出を手がける鈴木おさむが囲み取材に応じた。

 本作は、LDHが贈る新たな朗読劇「BOOK ACT」シリーズの第2弾。2011年に出版された鈴木おさむの小説「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」が原作だ。主人公は、売れない芸人コンビ・イエローハーツの田中と甲本。コンビ同士で言いたいことをすべて言い合う交換日記を始めるストーリーを通じ、芸人同士のリアルな悩みや葛藤が、楽しく、面白く、そして悲しく描かれる。

 田中役を演じるのは、本作が初舞台、初主演となる小森隼。甲本役は人気芸人が公演ごとに入れ替わる形で演じ、初日はナイツの塙が小森と一日限りのイエローハーツを結成した。2日目以降は、三四郎・相田、アルコ&ピース・平子、ANZEN漫才・みやぞん、EXIT・りんたろー。が、甲本役を担当。なお、甲本の妻・久美役および、甲本の娘・黄染役を森田想が演じている。 GENERATIONS小森隼、高校生ぶりの黒髪に照れ笑い「服を着ていないみたい(笑)」 『芸人交換日記』囲み取材  初日を迎えるにあたり、小森は「いざお仕事になって本当にやるんだっていう時は、不安もありました」と、オファーを受けた際の心境を振り返りつつ、「おさむさんにも色々ご相談させていただきましたし、スタッフの皆さんとも話し合いながら、自分ができるチャレンジの1つとして向き合ってやってみたいなという想いが強い中、今日やっと初日を迎えるという感じですね」と、感慨深げに語った。

 普段、GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして数々のステージに立っている小森だが、朗読劇は全く心境が異なるとのこと。「今まで色々なステージで踊らせていただいたことあるんですけど、1回も動かないということが初めてなので、すごい緊張感のなかやらせていただいています。立っているだけで足踏みしたい自分なので、それもグッと堪えながら(笑)」とコメントした。

 また、田中を演じるにあたり、この日楽屋で髪を黒に染め、トレードマークの金髪を封印した小森。鈴木から「今日からこれで行くらしいです」とイジられると、小森は「やめてください!僕、恥ずかしくてしょうがないですから」「高校生ぶりの黒なんで…。今、すごい恥ずかしい」とタジタジに。周囲から「似合っている」との声が飛ぶも、小森は「スタッフさんと会う時、服を着ていないみたいな気持ちになります。金髪を無くすと、自分がいなくなった気持ち」などと話し、慣れない黒髪に終始照れ笑いを浮かべていた。

 なお、小森はGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして、昨年末には「NHK紅白歌合戦」に初出場。出演後の反響について質問が飛ぶと、「母親から『泣きました』とLINEが届いたりとか、どこへ行っても『紅白見ました』って言ってくださって。応援していただいているんだなというのは、ものすごく感じていますね」と語った。

一方の塙は、芸人の苦悩や葛藤を描いた本作について「芸人がグッとくるポイントがいっぱいあるんですよ」としみじみ話し、なかでも「売れても辛い」という田中の台詞に胸を打たれたとのこと。「僕が売れていない時に、兄貴が先に売れたじゃないですか。兄貴に呼び出されて、(芸人を)やめろって言われた時あるんですよ。売れてから生活が変わって辛い。お前にそんな想いさせたくないからって言われたのを思い出すんです」と、エピソードを披露した。

 また、塙は続けて「最近、刑事ドラマに2年ぐらい出ていて、ネットで演技がひどいって叩かれていて(笑)。朗読劇だから読むだけなので、まだギリギリバレていない(笑)」と自虐発言で報道陣を笑わせたが、鈴木は「めっちゃいいですよ。グッときましたよ」と、塙の演技に太鼓判を押していた。

 朗読劇『芸人交換日記』は、恵比寿ザ・ガーデンホールにて、6日から8日まで上演。また、2月には東京と兵庫にて、「BOOK ACT」の第3弾として『ヒーローよ 安らかに眠れ』『もう一度君と踊りたい』『芸人交換日記』の3作品が上演される。小森は第3弾の『芸人交換日記』では、田中ではなく甲本役を演じる。

取材・テキスト・撮影:水野梨香